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1日だけ残っていた夏休み、上司が「いつ取るの? 好きな日取っていいよ」と言ってくれてたんですが、特に予定も無いし、私が休むと他の人にその分の負担が行くので悪いなぁ…とか思って黙ってたんだけど、私が休まないと上司も休みを取りにくいらしいので(9月の連休にくっつけて取りたかったらしい。そらぁ心苦しいわな/笑)、今日1日お休みをもらいました。
予定も無いしどうしようかと夕べ考えてて、「じゃぁ、久しぶりに弥生美術館にでも行って来るか」と思い立ち、今日は朝から出かけて来ました。
私、高校の時に学校の図書館で見て以来、高畠華宵の絵が大好きで、弥生美術館は華宵の美術館みたいな所です。華宵を見ると、高校時代のわけのわからない情熱のようなものを思い出すので、今の自分を振り返るのにもとても大切なものというか、場所というか、そんな所です。
そんな訳でぶらっと出かけた弥生美術館で、驚いたことに去年亡くなった栗本薫さんの追悼展をやってました。栗本さんに関しては私にとってはとてもとても大きな存在である、とだけ書いておきますが、ここでこんな形で遇うという事に深い感慨を覚えます。まぁ簡単に言うと「行ってよかった」ってことになるんですが。
不思議と私が突然単独行動を起こす時というのは、行った先で思いがけない何かがある事が多いです。無計画に動くことは滅多に無いので、そもそもフラリと出かけること自体珍しいからなぁ…。
今日は根津(美術館があるとこ。東大の近所です)まで行ったので、ついでに谷中の「全生庵」で幽霊画も見て来ました。毎年8月になると、虫干しを兼ねて円朝が集めた幽霊画を一般公開してくれてて、行きたいと思いつつ面倒で、延ばし延ばしにしてたんだけど、根津と谷中はすぐ近くなので、やっと念願が叶いました。綺麗だったよ、幽霊達。元々牡丹灯籠とか四谷怪談とかの和ものの怪談が好きなので、谷中の幽霊をずっと見たいと思ってたんだよね。
写真は今日のお土産です。幸せ〜。
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